香川大学瀬戸内圏研究センター水産海洋学・学術講演会を開催しました
開催報告
2024/4.12
令和6年4月12日(金)香川大学瀬戸内圏研究センター水産海洋学・学術講演会を開催しました。この講演会は、「香川大学・瀬戸内再生のための「人×技術×海」マッチング共創拠点研修会も兼ねて実施されました。
まず、兵庫県立農林水産技術総合センター 水産技術センターの高倉良太研究員から『バイオテレメトリーとはどういうものか?~クロダイを例に~』と題してご講演をいただきました。バイオテレメトリーは近年非常に注目されている技術でもあり、多くの方が興味を持たれているようでした。瀬戸内圏研究センターの末永教授の研究プロジェクト(共創の場形成支援プログラム)でも、この技術を活用する事になっています。続いて、同センターの西川哲也上席研究員から、『養殖海苔色落ち原因珪藻の大量発生機構と植物プランクトン群集の長期変動に関する研究』と題してご講演いただきました。西川氏は日本水産学会の令和5年度水産学進歩賞を受賞されており、今回の講演はその受賞内容が中心となりました。
当日は、農学部、創造工学部、香川県水産課、香川県水産試験場などから約70名の参加があり活発な質疑応答もなされました。
高倉良太研究員
講演中の高倉氏
西川哲也上席研究員
西川氏の講演の質疑応答
当日の参加者