研究開発課題RESEARCH AND DEVELOPMENT TASK

潮流シミュレーション及び粒子追跡モデルを活用した遊走子解析

02

瀬戸内圏海域は、管理水域内での生産力増加のために、様々な人工魚礁が海域に設置され、対象魚種に応じた大きさ・形状のものが選定され、沿岸から沖合に渡る藻場造成、漁場造成施策の中心を成しています。人工魚礁設置場所選定における自然条件や魚種と漁場造成規模との関係、流動環境と小型餌料生物の着生との関係等については研究成果が蓄積されていますが、開発による環境制御とそれに伴う生物環境や藻場の形成への影響について、より定量的な評価が求められていることから、潮流シミュレーションとがれきの粒子追跡モデルを藻類遊走子の追跡シミュレーションに応用し、藻場が形成されやすい環境条件を抽出します。

取り組みINITIATIVE DETAILS

遊走子解析精度の検証(瀬戸内海,他海域への適用手法の確立)

遊走子解析精度の検証(瀬戸内海,他海域への適用手法の確立)

海藻胞子の追跡計算

海藻胞子の追跡計算

海藻胞子の追跡計算

海藻胞子の追跡計算

藻場造成構構造物の設置

藻場造成構構造物の設置

藻場造成構構造物の設置

藻場造成構構造物の設置

研究開発課題2 研究開発体制

研究開発課題リーダー宮澤 泰正(国立研究開発法人海洋研究開発機構 上席研究員)

参画機関(大学等)香川大学、香川県水産試験場

参画機関(大学等を除く)香川県、香川県漁業協同組合連合会